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農的社会をひらく

蔦谷栄一 著

定価1,980円(本体1,800円+税)
2016年4月20日発行
A5判・256頁
ISBN 978-4-88340-305-9 C0061




 競争と市場原理優先の流れに惑う現代。工業化社会がもたらした経済至上主義と決別し、生命原理に回帰して自給・自立、協同・共生を重視。農がもつ社会デザイン(変革)能力を明らかにし、一人でも多くの人に農的世界に触れ、かかわってもらうことを企図した一書。

[主なもくじ]
序 章 農的社会到来はなぜ必然的なのか
第1章 どこまでも蔓延する「生」への不安
第2章 生きにくい社会の根底にあるもの
第3章 農にある生命原理と社会変革の力
第4章 農的社会実現は地域農業あってこそ
第5章 皆農をもとに地域自給圏づくりへ
ほか

[著者プロフィール]
農的社会デザイン研究所代表。1948年、宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業。農林中央金庫、農林中金総合研究所を経て、2013年から現職。銀座農業コミュニティ塾代表世話人、農あるくらし塾講師、みんなの家・農土香の会会長、早稲田大学・明治大学等非常勤講師などを務める。
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