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図解よくわかるモモ栽培─品種・管理作業・整枝剪定─
富田 晃 著
定価2,200円(本体2,000円+税)
2022年8月5日発行
A5判・160頁
ISBN 978-4-88340-357-8 C0061
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したたる果汁、とろけるような果肉……みずみずしい甘さが魅力のモモ。古くから「病気や災いを払う特別な果物」として扱われ、果肉の中央に種子の入った大きな核がある核果類の代表的な果物です。
1本の樹から果実を収穫できる期間はわずか10日間ほど。そのため、主産地では品種(早生、中生、晩生)を組み合わせたり、栽培体系(露地、施設)を工夫したりして継続的に出荷できるようにしています。また、高品質の果実生産のために摘蕾、人工受粉、摘果、袋掛け、反射マルチ敷設、病虫害・生理障害対策などの取り組みも欠かせません。
モモの生態と有望品種を解説し、苗木の植えつけと仕立て方、生育期の主な管理・作業、整枝剪定など栽培管理のポイントをわかりやすく紹介します。写真、イラスト、図表を豊富に加えた栽培手引書。
【主なもくじ】
高品質のモモの安定生産へ 序に代えて
第1章 モモの魅力と生態・種類
第2章 苗木の植えつけと仕立て方
第3章 生育サイクルと栽培管理
第4章 土壌管理と施肥、灌水
第5章 整枝剪定の基本と繁殖方法
第6章 主な病害虫と生理障害の対策
第7章 施設栽培の作型と管理作業
トピックス 主産地ならではの「モモのうまさ」発信
インフォメーション(資材など)
苗木入手・問い合わせ先
ほか
【著者プロフィール】
山梨県総合農業技術センター研究管理幹(山梨県総合理工学研究機構研究管理幹との兼務)、博士(農学)。1962年、山梨県生まれ。千葉大学大学院園芸学研究科修士課程修了。1990年から山梨県果樹試験場勤務。主に核果類(モモ、サクランボ、スモモ)の省力栽培技術、安定生産技術などの研究に従事。また、その研究活動にたいして千葉大学松実会永澤賞(2014年)、山梨科学アカデミー奨励賞(2015年)、園芸振興松島財団振興奨励賞(2017年)などを受賞。山梨県果樹試験場栽培部長などを経て現職。著書に『モモの作業便利帳』(共著、農文協)、『育てて楽しむサクランボ〜栽培・利用加工〜』(創森社)など。
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