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割り箸が地域と地球を救う

JUON (樹恩)NETWORK  佐藤敬一・鹿住貴之 著

定価1,100円(本体1,000円+税)
2007年10月15日発行
A5判・96頁
ISBN 978-4-88340-212-0 C0061




 「割り箸」の歴史や文化について紹介しながら、著者が取り組む国産間伐材製の「樹恩(じゅおん)割り箸」について、詳しく取り上げています。「樹恩割り箸」をすすめる活動は、日本の森林を守るために間伐材・国産材を使うこと、障害者の仕事づくりに貢献すること、食堂の排水を減らすことを目的に1998年から大学生協食堂を中心に行ってきた取り組みです。
 日本では林業が衰退し、農山村は過疎化する一方です。割り箸をはじめとする林業・林産業の活性化が、地域や地球を救う可能性を持っていることを訴える著作となっています。

[主なもくじ]
第1章 国産材割り箸は森を育て 環境を守る              
第2章 日本独自の食器・割り箸の推移と現在             
第3章 樹恩割り箸の製造と利用・リサイクル            
第4章 一膳の割り箸から考える森林・林業              
◎エコ・コラム ほか

[著者プロフィール]
佐藤敬一=東京農工大学農学部環境資源科学科准教授。NPO法人JUON NETWORK常任理事などを務める。森林資源を専門分野とし、間伐材割り箸を推進。
鹿住貴之=NPO法人JUON NETWORK事務局長。東京ボランティア・市民活動センター運営委員などを務める。森林を中心とした環境問題と間伐材割り箸普及に取り組む。
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